藤ノ木土平さんの朝鮮唐津の器・酒器と花器の魅力

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「今日はなんて気持ちのいい日なんでしょう~~」

「素敵な花を手折って、私に清々しい花を生けて下さらないかしら~~どなたか、お願い~~」

「ほんとに気持ちのいい日だね、僕は、美味しいお酒でボクを満たしてほしいくらいだ」

なんて会話が、ここに並ぶ花器や徳利の間で交わされているような、そんな錯覚を覚えるほど、藤ノ木土平さんの朝鮮唐津の器には、何とも言えない生き物感というのか、人間臭さがあるように思う。

それだからか、そうではないのか、どうにもわからないのだが、ここのところ海外から当店に訪れる日本の焼き物ファンの間で、藤ノ木土平さんの朝鮮唐津の器は、人気が高い。

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黒飴釉と自然藁灰釉を掛け分けて生じる釉調のおもしろさからでしょうか~~

抽象画を想わせる焼成後の窯変がおもしろいのでしょうか~~

ブラック&ホワイトの簡潔さがよいのでしょうか~~

皆さん一様に、「素晴らしい」「美しい」「ゴージャス」と、おっしゃる。朝鮮唐津そのものの魅力を具体的な言葉で伺ったことはないのだが、嬉々として器をお選びになる姿には、国内の焼き物ファンと同じ姿が、かさなる。

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器やとしては、日本に限らず海外の人々に、日本の器が高い評価を得て、海外での暮らしの一端に用いられることは、嬉しい。

それがこちらが記憶しているなかではニューヨークをはじめ、デトロイト、トロント、ベルリン、ロンドン、パリ、ボンベイなど、世界的規模で歓迎されているのだ。

中には、「茶道や華道をならっています」という方もある。

有難くてしようがない。

ネットショップを始めた初期の目的に、代々木上原在住(代々木上原には以前から外国からの日本へやってきた方の住居が多い)の折り、当店によく通って下さった方々が、任務を終え母国に帰ってゆかれる折り、「引き続きマルコポーロの器を見たいから、ネットショップを立ち上げてください」という声があり、これにお応えしようという意図もあった。

それにしても・・・その方々ではない海外の方々の反応だ。

ネットを見て、当店を探し当て、日本にいらした折りお寄り下さるのだ。

随分前から日本食やラーメンブームが世界の主要な都市でおき、これが影響しているのかもしれない。

いずれにしろ日本の文化が海外の方々に歓迎されるということは、非常にうれしいことです。

これを機に、いっそう気を張って、作品の買い付けに励まなくてはとも思います。

今回は、藤ノ木土平さんの朝鮮唐津を扱いましたが、このほか、織部、黒釉、楽などにも人気はあつまっています。折りを見て、こちらの方もご紹介してまいりたいと思います。

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海外からお出かけ下さったみなさま、その節は、ありがとうございました。

日本にお出かけの折り、又お寄り下さいませ。

初めての方も、お待ちしております。

 

 

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漆器の取り扱いについて

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良くいただくご質問の中に、漆器をどう取り扱ったらよいのでしょう~~というご質問があります。

漆器の取り扱いは面倒でたいへん~~!とお考えになっていらっしゃる方がとても多いようで、何時も、いえいえ、そんなに面倒ではなく、ちゃんと扱っていただけたら、丈夫で、体にもいい器(漆には、殺菌効果があります)なんですよ!と、申しあげています。

とても簡単ですから、これを機会に、漆器と仲良く折り合いをつけていただけたらと思います。

取扱いの基本になる事柄に、漆も木も自然のなかにあったもので、品物になってからも自然にあった時のように生き続けているということがあります。

どちらも高温、高冷に弱く、常温をこのみます。

また、強い衝撃に弱く、柔らかいタッチをこのみます。

こうした事柄を頭の中に入れておいていただくと、ふと迷った時に安全なお手入れ法を思い出すことができます。

取扱いその①漆器を洗うときは、柔らかな布またはスポンジを用いる(タワシや金タワシなどの堅いものを用いると、漆にキズがつきやすくなります。)

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洗うときは、やわらかいもので~~!

 

取扱いその②漆器を洗うときは、ぬるま湯を用いて洗います(といいましても、近頃の水道水は、よほどの地域でない限り常温に近い水を利用できます。高温、冷温でない限り、水道水で洗っていただければ、汚れは十分に落ちます。それでも落ちにくい油汚れなどには、中性洗剤をご利用くださいね。

取扱いその③漆器は使い終わったら、漬け置かないでスグに洗うようにします(漆も木も、生き物です。漬け置くうちに温度の急変、素材の伸縮などが起き、痛みのもととなります。使い終わった時が、洗い時とおぼえておいてくださいね)

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漬け置きは、厳禁です~~

 

 

取扱いその④洗い終わったら、柔らかい布で早めに拭き取ります(早め早めに拭き取っていただいた方が、湯膜をのこすことなく、きれいにふきとれます)

取扱いその⑤普段使いの漆器は、そのまま重ねて収納。お客使いのいい漆器は、柔らかな紙、使い古しの和手ぬぐいなどにくるんで、紙箱または木箱に入れ収納(重ねる場合は漆器のみとしてくださいね。焼き物の器は、表面が堅く、がさがさしていますのでキズのもととなります。また、箱に入れて収納する場合は、なるべく、下の方の風通しのいい場所に収納してください。近頃の家屋は、気密性に富み、上の方に行くほど高温・乾燥となります。漆も木も、常温をこのみます)

取扱いその⑥漆の臭いが気になる場合は、薄目の酢水で洗うか、日陰の風通しの良いところに一週間くらい置きますと、臭いが気にならなくなってきます。お試しください。

最後に、大事なことを一つ。

決して、食洗機、食器乾燥機、電子レンジ、冷蔵庫でのご使用は、お避け下さいね。いずれも、高温ないしは冷温にて、漆や木のいのちをそこなってしまいます。

汁ものや揚げ物、煮物などを盛り込む時は、80℃度以下が、理想です。火を止め、しばらく置いてから漆の器に盛り込んでください。沸騰したてのままですと、漆の表面に被膜ができ、跡にのこすもととなります。

なぁ~んだというくらい簡単ですね。漆や木を想うときは、肌のことを考えてみてください。意外にお手入れ法が一致いたします~~!

 

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ほっこり~~稲葉直人さんのグラタン皿と鈴木正彦さんのグラタン・パン

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秋の日暮れはつるべ落としとはよく言ったもので、すっかり陽が短くなりました。

落日とともに冷え込んできますから、ついつい温かなものがほしくなる昨今です。

おでんもいいし、鍋を囲んでもいいし、何か一つ、温かなものがほしくなります。

で、アツアツのグラタンは、いかがでしょう~~!

ちょうどいい塩梅に、鈴木正彦さんの黒釉線紋グラタン・パンと稲葉直人さんのアメ釉グラタン皿が入荷致しました。

稲葉直人さんのグラタン皿は、すでにおなじみですが、鈴木正彦さんのグラタン・パンは、はじめてです。

耐火土で出来ていて、カタチは、愛らしいフライパンのカタチをしていますので、グラタン・パンといいます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA直火、電子レンジ、オーブンでのご使用が可能です。

幅広いクッキングが楽しめそうですね。

グラタンといわず、チーズ料理、小鍋料理、蒸し焼きにしても、炒り焼きにしても~~!

今でしたら、銀杏や栗の炒り焼き~~!胡麻を炒ってもいいですし、ろうそくの火を当てて、茶香炉に見立てても~~!

キノコのグラタン、牡蠣のグラタン、ニョッキのトマト煮なども。

写真は、ズッキーニとトマト、カラーピーマンのチーズ焼きですが、お好みの具材でいろいろなお料理をお楽しみいただけます。

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稲葉直人さんのアメ釉グラタン皿も、同じく、直火、電子レンジ、オーブンでのご使用が可能ですから、こちらも多様なクッキングをお楽しみいただけます。

稲葉直人さんのグラタン皿、土鍋は、昔ながらの木節粘土で作られています。取扱いについては、こちらに写真入りでご紹介しています。ご参照くださいませ。http://utuwa-nuno-marcopolo.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-5549.html

ちょっと気をつけていただきたいのは、調理後、グラタン・パン、グラタン皿が熱くなるということ。

必ず当て布を用いてお取り扱いくださいね。

食卓では、敷きマットやソーサー変わりのプレートのご利用をおすすめいたします。

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四角いお皿を、たのしむ♪

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みなさまの食器棚をのぞいてみてくださいな。

丸いお皿、楕円のお皿は何種類もあっても、四角いお皿はちらり、ほらりではありませんか~~。

ここ数週間の間にご来店のお客様に、おたずねしてみた結果なのですが、四角いお皿も結構楽しく使えますし、折よく、鈴木正彦さんの淡墨紋の白っぽいお皿と黒釉の四角いお皿がとどきました。

今回は、その使い道を探るページにしたいと思います。

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白っぽいお皿。どことなくスタイリッシュな風をはこんできてくれたようです。

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黒いお皿。白に比べ大振りですから、多種多彩に使えそうです。

白っぽい方のお皿は、五寸の銘々皿ですが~~

お菓子、フルーツ、お取皿、お刺身、焼き物、和え物、ふろふき大根などの蒸しものなど、数えきれないほどのお料理に使えそうです。

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黒いお皿は、本来パスタ皿。パスタはもちろんですが、ステーキ、ハンバーグ、カレーライス、チャーハンなどにも。

この他、盛り込み皿として、和洋中のお料理をいろいろに盛り込めそうです。

ちょっと新しい使い方として、黒いお皿をマット代わりに用いてみるのも吉。別の好みの器に、好みの料理を盛り込んでみると、いつもと同じ料理が、ちょっと、お洒落さんになります。

どちらも思いがけないほどの使い廻しが利くことと思います。

さて、四角いお皿は、鈴木正彦さんのほか、藤ノ木土平さん、鈴木茂二さん、山近てるみさんなど、多くの作家さんが作っていらっしゃいます。

みなさまのワードローブのなかに、ひとつ四角いお皿はいかがでしょう~~!

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ごちそうさまです~~!

 

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