ガラス作家・谷道和博さんを訪ねて~


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朝は小鳥のさえずりで目が覚めるんですョ、と仰るガラス作家・谷道和博さんの工房は、千葉県香取郡小見川町にあった。

辺りは静寂として、作品を創り出す地として、絶好の環境である。

シンプルかつ洗練されたフォルム、使いやすさに注目し、ぞっこんだった当方としては、ようやくの思いの訪問である。

伺いたくても、なかなかうかがえなくて~~ああ~~ようやくたどり着けました。

何とまぁ~会いたくともなかなか会えなかった恋人に会うようなこころもち。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAご自宅に併設して工房があり

その工房に並ぶように

谷道和博さんの作品を展示した展示棚がいくつも並ぶ

一つ一つ、見せていただくのだが、どれもこれもが洗練された温かな魅力を持って、こちらに微笑みかけてくる。

フォルムはとてもシンプルなのですが、光にかざしてみると細やかなところに、谷道さんのガラスに寄せる情熱と技術を感じ取ることができ

使ってみると、さりげなく使いやすいという作品群。

 

谷道さんは、都立工芸高校デザイン科を卒業ののち

各務クリスタル製作所に入社、吹きガラスをはじめていらっしゃいます。

31歳で横浜にガラス工房を築き、作家活動をスタート(これから38歳まで、各務クリスタルに勤めながらの作家活動となる)

35歳、赤坂「乾ギャラリー」にて初個展、のち個展、グループ展多数

38歳、各務クリスタルを退社、フリーランスにて作家活動に専念

41歳、現在地に工房、住居を移し、創作活動に専念、今年で25,年になるそうです。

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA「陶芸などに比べガラスはまだまだ生活の隅々にまで行き渡って使っていただくようには、なっていないのですね」

「僕の仕事は、少しでも多くのシーンでガラスの器を使っていただけるようにすること、生きがいと言ったらいいのかな」と、仰います。

なるほど、こちらも、しっかりお伝えしなくてはですね~~

さて、ガラス作品が出来上がるまで、どんなご苦心があるのかうかがいますと

「一つ一つ丁寧に、今もっている技術をむらなくゆきわたらせること」ということでした。

本当は、これが一番難しい~~!

素材は、よくあるソーダガラスですョ!炉に素材を投入し1400度まで上げ、ソーダガラスをむらなく溶解させ、吹きサオの先にガラスを巻き取って、吹きつつサオを回す遠心力で成形、台の上でカタチを整える(作品によって、吹く、台でカタチを整えるの作業が、何度も繰り返される)

器の底にもう一本のサオ(ポンテ)をつける(足、玉、台の成形)。水をつけ、サオを軽くたたくと吹きサオから器が離れる。ポンテサオに付いた部分は、バーナーで焼きつつ、カタチを整える。除冷室に器を移し、常温まで徐々に冷ます。最後に、検品をして、ガラスの器の完成となる。

調合、溶解、成形、徐冷、検品といったプロセス~

この日は、これから火を入れるところという日でしたので、実際に宙吹きをなさっているシーンは、おさえられませんでした。

谷道さんの作業環境、道具などを写真でご紹介しておくことにいたしますね。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

お店に戻り、ディスプレイを終え、ほっとしていましたら~~

ディスプレイを終えたその日から、一つ、二つ、三つと、お客様のもとへお嫁入り。

谷道さんが仰っていたガラスの器を使っていただけるシーンが

少しずつ、広がってゆきそうです。

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