益子の作家・岡田崇人さんを訪ねて。


久しぶりに益子の岡田崇人さんを訪ねた。

渋谷・東急での初個展時にお会いしたのが初めてですから、あれから十数年ぶり。

島岡達三(人間国宝)さんの門に入り、五年間修業の後、益子に窯を築き、銀座たくみで卒業展。

その翌年の初個展時だった。

確かな削りのラインにほれぼれとしたのを、ついこの間のことのように思い出します。

削った後の象嵌も、実に丁寧に仕上がっており、これはぜひ、マルコポーロのお客様にもご紹介させていただきたいと願い、それからのおつきあいになっている。

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折から、益子は春の陶器市の真っ盛りで、作品を多くはいただいてこれませんでしたが

少しずつご紹介させていただこうとおもっています。

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作家さん方が店を構え、自作を展示・販売するスタイルの陶器市は

作家さん方にとっては使い手の人々の生の声を聴くチャンスの場でもあり、売り手の代理をつかさどる試練の場ともいえそうです。

「面白いですか~~、作品は出ていますか~~」の問いに

「いやぁ~~」とはにかまれる。

おそらく、面白いも、愉快も、難渋もいろいろあるのでしょうとお見受けいたしました。

これまでの掻き落としや象嵌ものに加え

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シャープな削りに地釉を掛けた作品、新しいカタチの作品が目に留まります。中でも一合ほどの晩酌に良さそうな徳利とぐい呑みに新境地を見たような印象を覚えました。

削りの凸乙と、そこにかかった地釉の窯変がいいあんばいに響きあっているのです。

お店にもいただいて持ち帰りましたので、お愉しみにおでかけください。

一昔前と違って、岡田さんファンは全国各地に広がっているとか。

これからの作陶に、ますます期待を寄せたくなってまいりますね。

愉しみは、これからも。

岡田崇人さんのうつわは、こちらから。

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