潮来・平松祐子さんの白いうつわ。


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潮来の作陶家・平松祐子さん(益子陶器市にて)

 

平松祐子さんは、白磁の器をこよなくいとおしむように作陶される作家さんだ。

仕上がったフォルムはやわらかく、美しく、凛として整っている。

その秘訣をよくよく尋ねてみると、成形は総てろくろ成形で、肌にべたつきがなくなった段階で削りを入れ、素焼きに入るのだとか。素焼きの後、滑らかな仕上がりを図って、ひとつひとつ耐水ペーパーでヤスリをかけてから釉薬をかけ、本焼きにはいるのだとか。

釉薬は一種でも、一つの器に手の仕事が加わる時間が長い。

摩るように、撫でるように~~器が作られてゆくといったイメージだろうか。

キャリアは異色で、東邦大学薬学部薬学科を卒業の後、病院に勤務。薬剤師として勤務していらしたが、陶芸に触れる機会があり、何から何まで自らの手仕事で完成へと導く陶芸の魅力にはまりこんでしまう。

一念発起して、愛知県立瀬戸窯業高等学校陶芸専攻科の狭き門をくぐり、卒業して、現在の潮来市にて、作陶家としての道を歩み始める。

師はなく、独立独歩の道だ。

「大変でしたでしょう~?」

「いえいえ、集中し出したら面白くて、手探りの中に愉しみありで~。ようやく、自分の作りたいものが見え始めたところです」と、おっしゃる。

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作っても作っても、つかいての手に渡ってゆくようで、お手持ちの作品は少なかったが、追々にご作陶いただくことを願って、おいとました。

数は少なめですが、ぜひ一度ご高覧くださいませ。

食卓に、女性らしい柔らかさがほしい時、平松祐子さんの器を一つ、置いてみてください。

食卓に、凛として、優しく、柔らかな空気感がもたらされるものと思われます。

平松祐子さんのうつわは、こちらからどうぞ。

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