新米の美味しい季節となりました。ごはん茶碗一考。

あちこちから稲刈りの声が聞こえてきます。

実りの秋、今年も新米の美味しい季節がやってまいりました。

ごはん好きにとっては居ても立っても居られないほど台風の行き先、風の具合、雨の具合を気にかけ、無事に稲刈りにこぎつけましたョの知らせを聞くと、ああ、ことしも無事にと胸をなでおろし、安堵いたします。

日本人ですね。ことのほかお米の出来具合が気にかかります。

さて、その新米を皆さまはどのように召し上がっていらっしゃいますか。

ひところは、ごはん茶碗の新年おろしは新米の取れる時期といったりしたものです。

真新しい新米を、新出来のごはん茶碗で頂く~~ここには弥生の時代から滔々と受け継がれてきた水耕栽培のDNAが影響して、新米を有難くいただく思いと行いが重なりあっているのかもしれません。

さて、そのごはん茶碗、陶器のもの、磁器のもの、どちらで新米を愉しみましょうか。

磁器のものは、たいていつるっとした肌合いに仕上がっていますので、炊き立ての新米のツヤまでを味わうには、陶器のうつわの方が良しとされます。

この秋、これまで磁器のごはん茶碗だった方は、陶器のごはん茶碗に。

陶器のごはん茶碗だった方は、磁器のごはん茶碗にかえてみるというこころみは、いかがでしょう。

いやいや、そんなことをしなくとも美味しくいただくことはできますョとおっしゃる方は、これまで通りで。

新米の美味しい季節だからこその実験的試み、お試しいただいても、いただかなくとも、どちらでも。

お店の方では、いろいろなごはん茶碗をご用意して、皆様のご感想をお待ちいたしたいと思います。

新しいお付き合いが始まりました曲山輝一さんのごはん茶碗

 

 

 

 

お馴染の有光武元さんの赤絵、色絵のごはん茶碗

 

 

 

 

こちらもお馴染の山近てるみさんの染付のごはん茶碗

 

 

 

 

藤ノ木土平さん、小川勝弘さんの唐津のごはん茶碗。有光武元さんの青白磁、粉引のごはん茶碗。

 

 

 

 

いろいろご用意いたしました。お好みの作家さんのお好みのごはん茶碗で、どうぞ出来立ての新米を、おいしく。検索は、作家さん別からでも、カテゴリー別の飯碗の項目からでもお入りいただけます。

ごはん茶碗は、こちらから。

 

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用と美を兼ね備えた会津・曲山輝一さんのうつわ。

まだまだ残暑厳しい日が続いておりますが、皆様、お元気でお過ごしでしょうか。

夏の休暇を利用して、今回は会津・慶山焼の窯元を訪ねてまいりました。

会津には本郷焼や慶山焼などの焼き物のほか、造り酒屋さんが古くから盛んで、このほか味噌づくり、醤油づくり、蕎麦づくり、アケビやヒロロを用いた三島町の手工芸、蒔絵の美しい会津塗、昭和村のからむし織りなど、何もかもが自然からの恵みを生かした美しい産物のあるところでした。

今回は、ふだんの暮らしにスグにも使える用と美を兼ね備えたうつわ探しが主眼でしたので、足は、おのづと慶山焼の窯元に。

こちらの窯は、安土桃山時代後期の大名・蒲生氏郷のお庭焼きに始まる窯ですが、大きく二度ほど途絶え、時代の流れに沿って、その都度、時代が要請する焼き物を作り出してきた由緒ある窯です。

現在の慶山焼は現在の二代陶主、曲山輝一さんのお父様によって、昭和49年に開窯されています。初期の慶山焼は、屋根瓦づくりを得意とし、中期の慶山焼は、茶器づくりを得意としていますが、現在の慶山焼は、日常の暮らしに寄り添ううつわづくりに重きを置いていらっしゃいます。

私どもが訪ねた折り、窯には、初代陶主、職人さん方もいらっしゃり、陶芸教室も開いていらっしゃいますから、とても賑やか。

その中にあって、寡黙にろくろを引いていらっしゃる曲山輝一さん。僕はまだ独身で~とはにかまれます。二代陶主を昨年引き継がれたばかりだそうで、窯は丁度過渡期にあるといっていいのかもしれませんが、ギャラリーに並ぶ作品群は、どれも使い勝手が良く、細かいところまで気持ちの行き届いた作風のようにお見受けいたしました。

今回は、皆様が良く探しにいらっしゃるごはん茶碗、お湯呑み、カップ類、お鉢やお皿類を頂戴してまいりました。

曲山輝一さんのうつわは、端正で気取りがなく、とても使いやすいうつわ。

「最終的に盛り込まれる料理を引き立てるうつわ、活けられる花が引き立つような花生けをつくりたい」とおっしゃっていらしたのが印象的でした。

頂いてきた作品の数々は、順を追って商品アップしてまいります。

おたのしみに。

 

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