四代山田常山さんの常滑焼締め陶板皿が、ようよう窯出しとなり秋の良き日に届きました。
明けて嬉しや、いずれの陶板も牡丹の窯変を持ち、それぞれがそれぞれに味わい深い表情をもっています。
その表情は、全体的におおらかな静の力をたたえ、何をも受け止めてくれる包容力を併せ持った表情なのだ。
うつわはそこにあるのに存在そのものを語るでもなく、うつわに供されたものを語るようなたたずまいをみせている。
いいなぁ~~!自然発生的に声がこぼれた。めったにないことですが、そこに居合わせたものから同時に同じ言葉が漏れました。
いつものお造り、お肉やお魚、野菜の焼きもの、煮物、蒸し物、和え物。お寿司、チーズやハムのオードブル、果物、和・洋のお菓子、なんでも上首尾に受け止めてくれることと思います。
土は常滑の土。
焼き締め用の窯を用いて焼き上げてあります。
造作はたいそう丁寧で、跡目をたくさん用いて平衡を保つ陶板に仕上がっています。
チョット異なる用い方としては、テーブルや壁を彩る陶板としてご利用いただいても。
お楽しみください。
この他、四代山田常山さんのうつわは、こちらから。