工友さんは、赤絵がお得意で
正彦さんは、使い慣れた黒釉で
どちらも丁寧な仕事をしていただいて
とても使いやすい土鍋です
工友さんの土鍋の内側は、どのお鍋も白化粧が施され、中に入るであろうお鍋の具材を引き立ててくれる仕上げです
こちらのお鍋は、シンプルに昔ながらの花鳥赤玉紋となっています
一方、正彦さんの土鍋には、黒釉にひっかきの線紋が入り、白泥が象嵌されています
こちらは、シンプルでモダン
お鍋の内側は、こちらも白化粧され、中に入るであろうお鍋の具材の引き立て役にまわっています
お兄さんにあたる工友さんの赤絵土鍋と、弟さんにあたる正彦さんの黒釉土鍋
それぞれに味わいが異なり、窯に出向きますと、こちらの愉しみもひとしおです
お好みの土鍋で、ぬくぬく、ポカポカの冬にしたいものです
一人用の土鍋には、工友さんの赤絵土鍋が三とうりそろいました
たっぷりしたサイズになっていますので、ぬくぬくのものをちょっと一品いただきたい時は、二人分にもお使いいただけそうです
ごはんやお粥さんなどを愉しみたい方には、お釜の形状に似たふっくらしたカタチのものもあります
お二人とも、耐火土を利用していらっしゃいますので、お鍋の扱いは、楽かもしれません
お鍋を丈夫に長持ちさせるチェックポイントは
いきなり大きな火にかけない
お鍋の底をぬらしたまま火にかけない
お鍋がまだ熱いうちに、冷たい水を使わない
油を入れて揚げ物、炒めものなどをしないなどですが
一番最初の使いはじめに、お粥さんを炊き、そのまま一晩おき、よく洗い、お尻の水気をとってから利用してくださいませ
長くご利用いただくための大事なことでございました