あちこちから稲刈りの声が聞こえてきます。
実りの秋、今年も新米の美味しい季節がやってまいりました。
ごはん好きにとっては居ても立っても居られないほど台風の行き先、風の具合、雨の具合を気にかけ、無事に稲刈りにこぎつけましたョの知らせを聞くと、ああ、ことしも無事にと胸をなでおろし、安堵いたします。
日本人ですね。ことのほかお米の出来具合が気にかかります。
さて、その新米を皆さまはどのように召し上がっていらっしゃいますか。
ひところは、ごはん茶碗の新年おろしは新米の取れる時期といったりしたものです。
真新しい新米を、新出来のごはん茶碗で頂く~~ここには弥生の時代から滔々と受け継がれてきた水耕栽培のDNAが影響して、新米を有難くいただく思いと行いが重なりあっているのかもしれません。
さて、そのごはん茶碗、陶器のもの、磁器のもの、どちらで新米を愉しみましょうか。
磁器のものは、たいていつるっとした肌合いに仕上がっていますので、炊き立ての新米のツヤまでを味わうには、陶器のうつわの方が良しとされます。
この秋、これまで磁器のごはん茶碗だった方は、陶器のごはん茶碗に。
陶器のごはん茶碗だった方は、磁器のごはん茶碗にかえてみるというこころみは、いかがでしょう。
いやいや、そんなことをしなくとも美味しくいただくことはできますョとおっしゃる方は、これまで通りで。
新米の美味しい季節だからこその実験的試み、お試しいただいても、いただかなくとも、どちらでも。
お店の方では、いろいろなごはん茶碗をご用意して、皆様のご感想をお待ちいたしたいと思います。
藤ノ木土平さん、小川勝弘さんの唐津のごはん茶碗。有光武元さんの青白磁、粉引のごはん茶碗。
いろいろご用意いたしました。お好みの作家さんのお好みのごはん茶碗で、どうぞ出来立ての新米を、おいしく。検索は、作家さん別からでも、カテゴリー別の飯碗の項目からでもお入りいただけます。
ごはん茶碗は、こちらから。